HOME | 特集 | KATOMOKUで使われる木

加藤木工株式会社-KATOMOKUで使われている木材

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

ホワイトアッシュ white ash


 科目ーモクセイ科トネリコ属の広葉樹
産地ーアメリカ全域に生育している。
色調ー辺材は白色、心材は灰色ぽかったり黄色っぽい感じまでいろいろ。
性質ー適度に堅く、耐久力に富むので加工もしやすい。
用途ー野球のバット素材としてよく使われる。一言ー日本でいう「タモ」みたいな感じ。木に詳しい方からすれば「違う!」と言われてしまいます。(導管の入り方が違います)
加藤からの一言ーアメリカの山の70%はこの木だと聞いたことがある。アメリカ人には、あまり人気がないよう、でも日本人は、こういう木目のはっきりした木が好きだと信じている。なのでKATOMOKU商品に採用。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

ウォールナット Walnut


科目ークルミ科 Juglans 属 の落葉広葉樹。
産地ーアメリカ五大湖周辺のものが、KATOMOKUではよく使われる。
色調ー心辺材の区分は明瞭。辺材は乳白色から灰紫色、心材は紫色を帯びた薄褐色から濃褐色。つまり、白太と赤身がはっきりしていて迷惑な木である。
性質ー木質はやや重硬で、狂いが少ないので、ありがたい。
用途ーやっぱり高級家具材、フローリング材に使われるイメージ。
加藤からの一言ー日本でいう「オニグルミ」。まとめると、人気のある高給取りなスーパースター的存在。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

ヨーロピアンビーチ European Beech


科目ーブナ科の広葉樹。
産地ーKATOMOKUはクロアチア産が多い。
色調ー辺心材の差は不明瞭で、淡いピンク色を帯びた乳白色。材面に放射組織の小さな斑点が現われるのが特徴。
性質ー材質は重硬のため綺麗に仕上がる。しかし、変形が激しい。
用途ー木製玩具。
加藤からの一言ー日本でいうぶな。もともと変形の激しさから、日本では家具などの需要がないため、安価だっとこの材料。最近(2017年現在)、日本の家具産地も、安価ということに目をつけ、使い出したため、需要が増えれば、木材価格も上がるので、困っています。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

バスウッド Basswood


科目ーシナノキ科の広葉樹。
産地ー米国東部。特に北部及び五大湖沿岸州。
色調ー辺材は通常かなり幅広く、乳白色。心材は辺材から段階的に濃くなり薄褐色から紅褐色を呈す。
性質ー軽軟な材で、一般に強度は低い。加工性に優れ、表面は滑らかに仕上がる。乾燥は速く、収縮率は大きいが、乾燥後は安定性が高い。辺材は虫害を受けやすいが、浸透性が高く、防腐処理は容易。
用途ー彫刻、モールデング材として最適。その他、家具、内装材、楽器材など。特筆すべき用途としてはベネチアンブラインドに用いられる。
加藤からの一言ー加工もしやすくて、色も白くて、嫌いじゃない。では好きか?と聞かれても「ん〜」となる感じのオールラウンダー的な存在。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

ヒバ

 科目ーヒノキ科 Chamaecyparis 属の針葉樹。
産地ーアラスカからオレゴンにかけての太平洋岸
色調ー辺材は白から黄白色で狭く、心材は淡い黄色で長期間経つと濃くなる。年輪幅は狭いものが多い。
性質ー木理は通直で、年輪幅は均一である。肌目は中程度からやや緻密。加工性や材の安定性、腐朽性に優れる。
用途ー建築材、内装材、船舶材、木型、楽器材など。わが国ではヒバの代用として使われる。材には特有の臭気があり、生材の時には強い。
加藤からの一言ーその香りが青森ヒバによく似ているので米ヒバと呼んでいるが、ヒバの類ではなくヒノキの類である。また、ヒノキチオールに類似した物質が含まれているため耐腐朽性に優れシロアリに対しても抵抗力を持つ。この木を研磨した時の匂いがちょっと特有なので、従業員さんに嫌がられる。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

スギ Japanese cedar



科目ースギ科スギ属の常緑針葉樹
産地ー日本特産の代表的な樹種で、本州北部から南は屋久島まで生育する。人工植栽は北海道南部にまで及び、その量は第一位である。
色調ー辺心材の境界は明瞭で、辺材は白色、心材は淡紅色から赤褐色、時に黒褐色を帯びる。
性質ー材はやや軽軟で、比較的狂いは少なく、切削などの加工は容易。耐水性にやや劣る。木目に沿って縦に割れやすい。
用途ー建築用材として最も多く用いられる。
加藤からの一言ーなんとかこの木の間伐材を使ったプロダクトを増やしたいと思う、けれど、間伐材は、やはり間伐材(節だらけ)。間伐材とうたっても、やはり、皆さんが喜んでくれるものを作るというのは難しい。今後の課題です。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計


科目ーゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹。
産地ー日本、中国
色調ー辺心材の別は無く、くすんだ白色をしている。
性質ー日本の木材中最も軽く、切削等の加工は極めて容易。
用途ー家具材、下駄材
加藤からの一言ー桐というとタンスとか、ちょっと日本の古風なイメージがあります。なんとかカトモクテイストでインプルでおしゃれな小物を作っていきたいです。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

オーク Ork


科目ーブナ科コナラ属の広葉樹。
産地ー全米一帯
色調ー辺材は淡い黄褐色、心材は桃色を帯びた紅褐色。
性質ー木理は通直であるが肌目は粗い。
用途ー家具用材、化粧合板、床材
加藤からの一言ー

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

ハードメープル H.maple


科目ーカエデ科の落葉広葉樹。散孔樹。
産地ーカナダ及びアメリカ北東部。
色調ー辺材は淡い灰白色、心材は灰色を帯びた黄褐色。
性質ー材質は重硬で肌目は緻密。削る際に逆目がおきやすい。木目に沿って縦に割れやすい。
用途ー家具材、床材、楽器材、バット
加藤からの一言ー個人的には一番好きな木材とてもきれいな木目です。

郡上八幡で観光体験のカトモクのお店を運営する加藤木工が作る日本製セイコー電波壁掛け時計

ヒノキ


科目ーヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹
産地ー日本
色調ー辺心材の差ははっきりしないことが多く、辺材は淡い黄白色、心材は黄白色ないし淡紅色。
性質ー木理は通直で均質。狂いが少なく、加工性は良い。耐湿、耐水性が良く、保存性が高い。
用途ー建具材、家具材
加藤からの一言ー木目はとてもきれいです。基本的に広葉樹を使う加藤木工としては、とても軽く感じます。時計にすると軽くなるので良いのかもしれませんね。